今日のブログのタイトルは
「ゆっくりと生きることの価値を知る、一度立ち止まって考える事が大切」
となっております
立ち止まってみる事の大切さ
これは私個人の事ですが会社では責任者という立場上、会社の利益を上げる事や業務の効率化
その他にも全てにおいて迅速な行動や、スピードアップが経営者側から常に求められ
息つく暇のない程に、仕事に追い立てられる日々が日常的になっています
確かに、ほんの少しの無駄もなく物事を進めて行く事は
今の現代社会におきましては、至極当然の事のようにも思えるのですが・・
しかし最近、そのほんの少しの無駄を無くす効率の良さだけを最優先させて行く事が
果たして本当に無駄を無くし、物事をスムーズに進める事に本当に繋がっているのか?
最近そのような疑問が、頭の中に湧いてくるようになってきたんですね
無駄がないことは、本当に良いことなのか?
そう考え出したきっかけになったのは何気ない妻の、こんな一言でした
「もう少し、ゆっくり休んでもいいんじゃない?」
私の妻は基本ゆったり、まったりとしたタイプの女性です
仕事柄、一瞬の時間も無駄にせず、全てにおいて効率化を図ることが良いと考えている私とは
全くの正反対のタイプなのですが、その妻との何気ない日常生活の中で
自分では考えもしなかったような、大切な事を気付かされる事が意外と多いんですよ
少しの無駄のない事を良しとする私と、一見スローでのんびりとしていて無駄だらけの様に見える妻ですが
その妻の生き方こそが実は本当に無駄の無い生き方なんだという事に、私も最近ようやく気付きはじめてきました
無駄がある事が、実は無駄ではなかった
矛盾していることに感じられるかもしれませんが、スローになって立ち止まることが
逆に物事をスムーズに進める事が出来る「特効薬」になる事が実は、よくあることなんです
その道って本当に近道ですか?→人生の近道は結局、遠回りになることが多い?私が結婚した時の話
私と妻を比べてみると、いつも忙しそうに頭をフル回転させながら日々の生活を送っている私と
それとは全くの正反対で、のんびり、ゆったりと毎日の生活を送っている妻
私だって当然、妻のようにゆっくりストレスなく毎日を過ごしたいと考えていますが
よくよく考えてみると、何かおかしな事に気が付いたんですよ?
なぜ、毎日忙しく頭をフル回転させている私の方が自分の時間を、ほとんど持つことが出来ず
それとは逆に妻には失礼な言い方ですが、ほとんど何も考えずに
毎日ゆったり、のんびりと暮らしている妻の方が
なぜ、自分の時間を多く持つ事が可能になっているのか?
何故だか、おかしな矛盾
それは女性であり専業主婦なんだから当然の事だろうと普通は考えたりもしますが、私の見解は少し違います
妻のように普段から「ゆっくりしていて、すぐには行動に移さない」という事が、自分の代わりに周りの人間の方が先に働くことによって
その結果として己の目的や願望を「何もしない、むやみやたらに動かない」ことなどによって逆に叶えやすい環境に誘導してしまう
そのような状況を私の妻は、自然と作り上げてしまっているのです
これは、よく考えてみても、何と効率的で無駄のない考え方なのでしょうか(笑)
特に何も考えず、ゆったりのんびり生活することで逆に自身が理想とする生活を、簡単に手にすることを可能にしてるだなんて・・
妻としましては
「私は専業主婦で何もストレスなく、のんびりと過ごしているだけだけど(笑)」
と、のんきに笑っていますが
その彼女の生き方を見習う事こそが、今の私にとって重要なことであるように感じました
妻と渡った無人島
突然話は変わりますが、つい最近妻と人の全く住んでいない無人島に船で渡り、散歩に出かける事がありました
人が誰も住んでいないのはもちろんの事、携帯電話の電波も届かない、何の変哲もないただの無人島です
そんな何もない無人島に、二人で行って一体何をするんだ?と、思う人もいるでしょうが
目的など始めから何もありません
何もない無人島で日々の生活から離れ、ただ海を見て空を眺め・・
全く車も走って来る気配すらない道路に二人で、ただ寝転がって空を眺めているだけの時間
おかしな夫婦だと普通の人なら考えるでしょうが
私達二人にとっては、これはとても気持ちの良い大切な時間なんですよ(笑)
特に、毎日仕事に追い立てられて忙しく生活をしている私にしましては
まるで異空間にでも迷い込んだかの様な、不思議な感覚に襲われます
そして、こんなコンビニもない、携帯電話も繋がらない、人もいない場所に自分の身を置いてみると
心の中が静かにリセットされて、こんな何もないはずの場所から
普段の日常生活では考えもしなかった、大切なことに気付かされることがあるんです
流れに逆らわない事が目的地にたどり着く、最短距離になることもある
私の妻の様に流れに逆らわず、ゆったりとのんびり毎日を過ごすことが
逆に願望達成への、最短距離の行動になるのかもしれないと感じた
つい最近の出来事でした
人って、そんなに何でもかんでも出来るわけがないよ→「二兎を追う者は一兎をも得ず」の人生をやめたら生きるのが楽になった