「因果の法則」というものがあります
簡単に説明すると「結果があれば、必ずその結果に応じた原因がある」といった法則です
シンプルですが、考えてみれば当たり前の事ですね
例えば庭の花壇に綺麗な花が咲いているとしますよね、これは因果の法則では「結果」ということになります
そして、その花がまだ咲いていない、まだ土しかなかった時に花の種を撒いたわけですが、これは因果の法則における「原因」です
非常に簡単で分かりやすい法則ですね、「花の種を撒いたから綺麗な花が咲いた」
ただそれだけの事なのです
どんな種を撒くのかが重要な鍵となる
人の人生とは「種を撒いて、収穫して刈り取る」この単純なことの繰り返し
良い種を撒けば結果として、そのうち良い実を収穫できますが
悪い種を撒けば悪い実しか収穫できない、この場合はもしかすると途中で実もならずに全く収穫すら出来ない事だってあるのかもしれません
「因果の法則」
私は今まで人生を生きてきた中で、この法則のお陰で良い事も経験しましたし、逆に大変な思いをしたこともありました
そして長い間この法則と向き合って生活しているうちに、ある重要な事に気が付いたんです
それは自分の人生の中で、ずっと疑問に感じてきた思い
他人から厳しくされることが、なぜ多いのか?
なぜか私の人生は、他の人よりも厳しい場面に遭遇する事が非常に多かったんです、そして人から厳しくされたりすることも数多くありました
「なぜ私の人生だけが他人よりも、こんなに厳しいのだろう?人生ってなんて不公平なんだ!」
そう本気で考えていた頃もありました
でも、その考え方は、はじめから間違っていたんですよね
自分の人生を、そんなに厳しいものに変えてしまっていたのは間違いなく「私が知らず知らずのうちに撒き続けてきた悪い種」が、そもそもの原因だったんです
この「因果の法則」は種を撒いてから結果が現れるまでに少しの時間差があるのが特徴です
種を撒いたとしても、すぐには結果として目に見える形で現れてこないのです
だから種を撒いたことをしばらく忘れていて、気が付いたら急に目の前に悪い結果として現れてきたりするものですから困ったことになってくるのです
実際に目の前に現れてから、まずいと思ってその現実を慌てて変えようとしても、そのためには凄く大きな力が必要になってくるために
自分がいつも周囲に対して「どんな種を撒いているのか?」これを日頃から注意しておく事の方が重要になるのです
面倒な種は、初めから撒かなければよい
ようは、おかしな種さえ撒かなければ後になって大きく育った悪い実を、わざわざ苦労してまで刈り取らずに済むわけなのです
そして私が知らず知らずのうちに撒いていた悪い種とは「人に対して非常に厳しい」といった酷い種でした
そうして撒いた種がしばらくして芽を出して実になり、私が刈り取ろうとした時には・・ もう、お分かりですよね
当然「人から厳しくされる」といった悪い実となり、現実に私の目の前に現れて来たんです、それも時間差で次から次へと限りなく出てきます
これは相当厳しいことでした、今まで「人に対して非常に厳しい」といった種を、私はバンバン撒き続けていましたからね
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人に対して優しくなれた時、人から優しくされることが多くなってきた
私がこの事実に、ようやく気か付いたのは40歳になる少し前くらいのことでした、それまでの人生は自分が蒔いた「悪い種」の事など気にすることなど全くありませんでしたので
そんな年になるまで馬鹿のように次から次へと襲ってくる「他人からの厳し過ぎる仕打ち」を、これは生きて行く上で仕方のないことなんだと勘違いしながら、ずっと耐えていました
人に対して普通に優しく接してさえすれば、自分がこんなにも他人からの厳しい言葉や行動などに苦しめられずに済んでいたはずなのに・・
現在は、それに気が付いてからは他人がやることに対していちいち目くじらを立てることもなくなり、よく相手の立場を考えてみれば厳しく接する必要など、はじめから無かったことなども
だんだんと見分けがつくようになってきたことで、昔からすると周りに対して随分と「優しく」なることが出来るようになりましたし
自然と人から「優しくされること」も、実際に少しづつですが増えていくようになってきました
あなたが、もし他人からなにか嫌なことをされたり、厳しくされることが多いなと感じるようなことが、もしもあったとするならば
自分自身を見つめ返してみることで「もしかすると自分は周囲に対して悪い種を撒いているのではないのか?」と、少し考えてみる時間をとってみた方が良い時なのかもしれませんね
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