人生には納得いかない出来事があるのが普通です
ただ私も、どうせ生きて行くなら納得のいかない事は、出来るだけ少ない方が良いと考えている方です
しかし、そうと分かっていたとしても、なぜだか人生には納得のいかない事の方が多い
いつも優しい人なのに、なぜだか他人からいじめられている
いつも威張っているだけで仕事も出来ないのに、会社では立場が上である社長の息子
こちらが挨拶をしているのに、目も合わせずに無視していく人
いつも口うるさく命令ばかりしてくる親の存在など・・
人生において納得のいかない出来事など、少し考えてみただけでも100くらいは簡単に思いつきそうですね
しかし、そんな納得のいかない事が、あなたの周りにたくさんあるとしたならば早くなんとかしておかなければ精神的にも良くないことは、あなたも感じているはずです
早速ですが、人生の納得のいかない出来事の数々を一つでも多く、あなたの前から消し去っていける方法を、これからお話ししていこうと思います
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100パーセントの結果を求め続けた私の失敗談
「私は元々完璧主義の人間でした」
若い頃からそのような考え方を持っていたせいで、周りの人達にも相当な迷惑をかけてしまっていたのは当然のことですが、その中でも一番迷惑をかけてしまっていた相手とは、おかしな話しですが実は自分自身だったんですね
そしてこの完璧主義だった考え方をしていたせいで、どんな失敗を私は経験することになったのか
それは若い頃には全く気が付くことが出来ずに、ずいぶんと年を重ねてから分かってきた事なのですが、完璧主義であることによって若い頃の私が、これは失敗したなと感じたこと、それは・・
自分の周りが完璧主義の人間だけで埋め尽くされていってしまったこと
でした
完璧主義の人間の周りには完璧主義の人間が集まって来る
「完璧主義の人間の周りには完璧主義の人間が集まって来る」とは、どういった事かといいますと、当然ですが完璧主義の人間には普通の考えを持った方などは付き合っていくうちに面倒だと感じるようになって、その人たちは自分から離れて行ってしまいます
すると自然と自分の周りには完璧主義の人間だけが残され集まりやすくなっていく訳なのですが、自分が完璧主義の人間なのだから同じ考えを持った人間が周りに集まってくる事は逆に好都合なのではないかと思えるかもしれませんが、実はこれが最大の罠だったんですね
完璧主義の人間と一緒にいると、毎日が息苦しくなってくる
私が完璧主義の人間だったので職場も完璧主義の人間が多く集まっていたのでしょうね、「類は友を呼ぶ」といったことわざもありますが、その頃の私は職場でしょっちゅう怒られてばかりで同僚達の目の前で大声で何十分も直立不動で立たされて上司に説教をされていたのも、この頃のことでした
怒られていた内容としましては書類を提出する前の同僚の再確認で一文字だけ字が抜けていた事や、人それぞれ違った設定内容でパソコンで操作をやって行く仕事でも、他の同僚の時は何も言われないのに私の時に限って「何でこの設定なんだよ!」と上司から怒鳴られてまた説教が始まっていくことなど
どうして他の同僚の操作は「まぁ、仕方ないな」くらいで済んでいるのを何度も目の前て見ているのに、私がやった操作に対しては細かくその上司が考えている100パーセントの手順にそってやっていかなければ、またチクチク注意されて・・ その頃は本当に職場の人間関係が息苦しくてしょうがありませんでした
ただ、ある時さすがに気が付いたんですよ
「これって自分が妻や家族に対して、日常的にやっている嫌な説教と同じ事じゃないのかって」
それから少しずつですが歳を重ねるにつれて、こんな人間関係を築いてしまっていた原因はこの私自身にあったんだ、という事実に気が付くことで結果的に、私の周囲の人間関係は以前よりも随分と楽なものへと変化する事が出来たのです
人生は50%くらい成功すれば良いのではないのか
人間は、機械のように完璧ではありません
そして自分がどのレベルの人間を目指すのかといった事は、自分自身で自由に選ぶことが出来ます
学生の頃に、どの学校へ進学するのか?、自分が狙っている学校へと入るためには、そのための試験を受けて合格しなければならない訳なのですが
当然難しい学校ほど良い点数を出さなくてはならず、それが仮に90点だったとしたならば、その学校に入ると自分に対して90パーセントの要求をしてくる人達がたくさん集まっています
そして50点でも入れる学校がもしあったとするならば、その学校に入ると自分に対して50パーセントの要求で十分だと思ってくれている人達が、周りには多く集まっているいる事になるんですよ
自分の人生に対して要求される点数を上げるのも下げるのも、これはあなた自身が決定する事なのです
もしも、今の生活が息苦しく感じているとしたならば、思い切って50点くらいまで自分の合格点を下げてみても良いのではないでしょうか
まとめ
人生において、他人に対して行っている要求が
そのまま自分に対しての要求となって
自分の元へと、はね返って来るものなのです
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