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「一度逃げた困難は、どんなに逃げ切ろうとしても、どこまでもどこまでも追いかけてくる」
このような出来事が人生の中で、何度も繰り返された経験をお持ちの方はいないでしょうか?
困難はなぜ逃げても、また突然目の前に現れるのか
私も若い頃から、このしつこく追いかけてくる「一度、逃げた事のある困難」は、結局逃げ切ったと思って安心していたとしても気が付いたら、いつの間にか自分の目の前へと先回りして現れてくるものですから
なんだかもう、こっちが馬鹿にされている気分で「こうなったら意地でも、お前の正体を暴いてやる!」と、いったような気持ちになった事で、そのような現象について、かなり考えて悩んだりした経験がありました
そして、どこまでもしつこく追いかけてくるその訳とは、実は困難が追いかけて先回りしてきている訳ではなく
もともと自分の中に存在している「やり残してきた課題」と「外的要因」の、この二つが重なり合った時にだけ、自分の目の前に「一度逃げたことのある困難」として突然目の前に現れて来る事が分かったのです
どうりで環境を変えたり遠くの場所に逃げ切ったと思っていても、どこまでも追ってくるはずです・・ だって最初から自分の中に隠れて潜んでいたのですから
転職を何度も繰り返してきた、本当の原因とは
そして私が、若い頃にとても頭にきていた、どこに逃げても突然現れてくる困難とは「転職を繰り返す」といった、最悪の困難でした
転職したばかりの頃は何もないのに、しばらくするとなぜか嫌なパワハラ上司が目の前に現れたり、せっかく仕事を楽しく続けていたのに突然、今までとは違う仕事のキツイ部門に配置転換されるなど
他にも書いていたらきりがないほど、とにかく仕事を続けたい自分の考えとは正反対に次々と仕事を辞めさようと現れてくる、そのような望まない出来事にウンザリしていました
しかし、ある時気が付いたんですよ、それは私が「ある課題」を残したまま次々と転職を繰り返していた事に
その転職する前に私が解消してこなかった、一つの大きな課題とは
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「立つ鳥跡を濁さず」ではなくて
「立つ鳥跡を濁す」
つまり仕事の辞め方に問題がある事に気が付きました
まぁ、その頃は若かった事もありましたが、一度仕事を辞めると決めたら言ったその日のうちに仕事に来なくなり、そのまま辞めてしまった事や
もうここには用はないだろうと、ろくに挨拶もしないまま、さっさと退職してしまったりだとか、とにかく職場を去る時に「立つ鳥跡を濁す」ようなやり方で次々と転職を繰り返していたんです
実は、それこそが次の転職先でも結局は仕事が上手く行かなくなって、辞めてしまうような出来事が現れてくる本当の理由だったんですね
自分で蒔いた種は自分で刈り取るしかない
そりゃぁそうでしょう「普通に世間一般的な仕事の辞め方すら、まともに出来ない」といった課題を残したまま、次の転職先に就職したとしても前の職場を去る時に、その課題をクリアしていないのですから
そして結局は次の就職先でも仕事を辞めたくなるような問題が次々と発生してしまい「もう一度、ちゃんと宿題を片付けろよ!」と、何度も何度も仕事を辞めてしまうような状況を自らが引き寄せてしまっていたのです
これは「自らが蒔いた種」は、しばらく経ってから
「自分が刈り取らなければならない」といった事で
これは「宇宙の法則」でもあり
絶対的なルールですので逆らうことは出来ません
そしてそれが分かってからは、そのような行動で後になって
「苦しい刈り取り作業」を、わざわざやらないためにも
「与えられた課題」を、まずはしっかりと確認して
宿題をやり残さないように、心がけて生きています
まとめ
人生の中で同じ過ちを何度も繰り返してしまった時
その過ちの方ばかりを注視するのではなくて
結果的に、その過ちを繰り返す事になってしまった原因である
「自らがやり残してきた課題」の方を先に見つけ出して
実際にその課題をクリアする事によって
次からは同じ過ちを、繰り返さなくなるものなのです
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