人生の近道は結局、遠回りになることが多い?私が結婚した時の話

私が住んでいる所は田舎なので職場に向かう時は、いつも自家用車で通勤をしていますが、毎朝おもしろい光景を目にします

近道ではない近道?

それは朝の通勤時、私が勤めている会社へと向かって通勤途中の車が何十台も、ずっと前まで並んでいるのですが、その途中に細い抜け道があるんですよね

普通に走っていれば混雑した道を通ることになりますので、並んでいる車のうちの何台かは毎回のように、その抜け道の方へと入って行ったりするんです

その抜け道は細い路地ですが信号機がありませんので一見すると、その道を通った方が早く会社に着くように思えるのですが

しばらく車を走らせてからバックミラーを覗いてみれば自分の車の何台も後方に、その抜け道を通った車がついてきているんですね

会社に早く着こうと、せっかく近道を選んできたはずなのに普通に走っていた車よりも結局は遅くなってしまうなんて

しかも毎回、そのようなドライバーがいるものですから「あ~、また、あの抜け道に入っていっちゃった・・結局遅くなってしまうのにな」と、たまにその「近道ではない近道」に入っていく車を眺めながら、そう考えたりしていました

人生の近道は結局、遠回りになることが多い

先ほどの車の近道と同じように、「人生にも近道があるのか」と考えた時、それは間違いなくあるだろうと私は考えます

私も今まで、人生の近道をかなり選んで歩んできました

元々が、せっかちなタイプの人間でしたので面倒くさそうな人生の道に出くわしてしまうと、すぐにキョロキョロと辺りを見渡して

「たぶん、これが近道だろう!」と、あまり深く考えようとはせずに、その道に入っていったりするものですから、そのたびに行き止まりだったり酷いでこぼこの道だったりして、結局は遠回りになってしまうことなどが数多くありました

あなたも、そのような人生の「近道ではない近道」を選らんでしまった経験などは、ありませんか?

人生とは、なかなか上手くいかない時に限って、なんだか遠回りばかりしているように感じられる事がよくあります

遠回りが上手く行った出来事

これは私が若い頃に経験した一人目の奥さんとの結婚までの困難な道のりを、遠回りによって上手く解決出来た時のお話しとなります

「とにかく早く結婚したい」

お互いの気持ちは固まっていましたが二人の間には一つだけ、ある問題がありました

実は私、彼女のご両親に全く気に入られていなくて、何か事あるごとに「早く別れなさい!」とか、「どこの馬の骨ともわからない者に、ウチの娘を・・」などど面と向かって言われるほど仲が悪くて、とても結婚出来るような雰囲気ではありませんでした

しかし私も、もう何年も変わらない、そのようなご両親の態度に対して、とうとう頭にきてしまい彼女を説得してアパートを借りて強引に同棲を始めてしまったんですよ

そして数週間は、彼女との楽しい夢のような同棲生活が続きました

突然襲い掛かって来た、恐ろしい出来事

それは同棲生活の中で何の前触れもなく突然起こりました、なんと彼女のご両親と、おまけに彼女の親戚数人が突然アパートに押しかけてきて半ば強引に彼女を家に連れ戻しに来たんです!

もう、そこは修羅場ですよ・・彼女は泣いてパニックになっているし、おまけに相手は両親と親戚数人ですから私一人の力では、とても敵うわけがありません

そして長時間・・ 私は説教やら罵声を嫌というほとあびせられて、その場は最終的に私が土下座して許してもらいなんとか収まりがついたような状態だったんです

恥かしい事ですが今だから話しますけど・・ 私、土下座しながら泣いていましたからね(笑)

そして結局彼女は半ば強引に実家へと連れ戻されて行きました

これがまさに若い頃の私がよくやっていた「近道ではない近道」でした

人生で初めて遠回りを選んだ私

それから私はアパートに一人で暮らさなくてはならなくなり、おまけに結婚出来る可能性だって以前よりさらに悪くなり、そして彼女と会う回数や門限も、ご両親から以前よりも厳しく監視、制限されて、もうどうにこうにもいかないような状態でした

※補足 私が若い頃は携帯電なんて、ごく一部の人しか持っていない、そんな時代でしたので連絡は家の固定電話しかありませんでした、つまり彼女と連絡を取り合う事が出来ないってことです、彼女の家には当然電話なんてできませんしね(笑)

そして私は考えたんです

まず一つ目は、「諦めずに、もう一度彼女を連れ戻して、どこか遠くで二人で暮らしていく事」

そして二つ目は、「このまま何もせずに、自分一人だけがアパートに住み続けて行くこと」

確かに一つ目の方法を使えば、彼女との同棲生活は早い段階で叶う事となります

つまり「近道」を選ぶ方です

そして二つ目の方法は何の解決策にもならない

「遠回り」を選ぶ方となります

一体どちらを選ぶのか?

その頃の私であれば99パーセントの確率で、いつも一つ目の近道を選らんで生きてきました

しかし、一つ目のやり方だと、また同じようにご両親が強引に彼女を連れ戻しに来る可能性だってあります・・ もう土下座は嫌です

そこで私が選んだ行動は今までならば、まずやることのなかった二つ目の「遠回り」の方を選択しました

大の男が人前で泣いてしまう程ご両親に対して土下座したショックだったのでしょうか(笑)、その頃の私らしくない「遠回り」を選んでの生活がスタートしました

しばらく状況は悪くなって行く一方だった

彼女とはほとんど会えない、おまけに彼女の両親が私に対して絶対に援助をするなと厳しく彼女を監視しており、安月給だった私は車のローンやらアパート代に生活費まで全部一人で払っいかなくてはならず

彼女と二人で経済的にやって行くつもりだった矢先に、まさかのこのような状況になってしまいましたので本当に一日の食費が300円しか使う事が出来ない程(※これマジなんですよ)経済的に貧窮した状態に落ち行ってしまいました

たまに彼女が何とか両親の目をかいくぐって差し入れを持って来たりもしましたが、もしもバレたりしたら彼女がご両親から、どんな仕打ちをされるのか分かりません

だから私は彼女にはあえて「食べ物も経済的援助も、とにかく何もしなくていいから心配しないでほしい」と彼女を説得して、何とかその一人暮らしを一人で耐えていました

半年で軽く10キロ以上は痩せたでしょうか・・当たり前ですよね、一日の食費が300円しか使えないのですから

何とか賞味期限切れギリギリの腹持ちの良いものを探したり、スーパーの試食コーナーで飢えをしのぐ事など・・

その頃は彼女との結婚どころではない、先が見えてこないし何も変わらない暗闇の生活が約半年間ほど続きました

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突然現れた一筋の光

そんな中、たまにしか会うことの出来なかった彼女から思いもよらない言葉を聞くことになります

その話の中身とは「実は親戚の○○さんと○○さんが、私と彼女との結婚を応援している!?」といったような耳を疑うような話しの内容だったのですが、それもそのはず

だって、あの彼女を半ば強引に連れ戻しに来た親戚の中の方達だったからなのです

そしてそれを皮切りに何故だか分かりませんが親戚が一人、また一人と・・まるでオセロの石をひっくり返すように私と彼女との結婚を賛成してくれる親戚の数が、どんどん増えて行ったんです

そしてこうなってくると、さすがの彼女のご両親も渋々ですが結婚を認めざるを得ない状況へと、今度は逆に風向きが変わっていきました

そして彼女との結婚がしばらくして、すぐに実現することになったのですが・・

もしもあの時、またいつものように「近道」の方を私が選んでいたとしたならば

おそらく結婚できるのは相当後になってからだったのか、もしかしたら結婚すら出来ていなかったかもしれないなと

若かりし頃の私が経験した、そんな結婚前の出来事でした

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