普段の日常生活の中で、人は他人から数多くのストレスを受ける事があります
「なぜ私の子供は、他の子と比べてこんなに成績が悪いのかしら、何とかならないの?」
とか
「昨日、確かに友達にLINEして既読になっているのに、全然返事か返って来ない・・なぜ?」
とか
「私ばかり家事や子育てで、こんなに忙しいのに旦那は何も手伝ってくれないなんて、ひどい男!」
とか
「同僚は奥さんに、いつも愛妻弁当を作ってもらっているのに、俺の嫁なんて弁当も作ってくれないから毎日コンビニ弁当だよ・・まったく、なんて嫁なんだ!」
だとか・・
普段から他人のせいで受るストレスってイライラしますし、ほんとうに頭にきますよね
・・・
でも・・、少し待って下さい
そもそも、なぜ他人から、そんなに酷いストレスを受ける必要があるのでしょか?
他人からのストレスは自分が持っている、他人への期待の大きさに比例している
相手に対する期待が大きければ大きいほど
その期待を裏切られた時のストレスの強さは
その相手への期待の大きさに比例して大きくなっていく
もう一度、繰り返します
相手に対する期待が大きければ大きいほど
その期待を裏切られた時のストレスの強さは
その相手への期待の大きさに比例して大きくなっていく
では先ほど冒頭でも述べました、他人からのストレスを実際に受けている場面ですが
もしも相手に対しての期待値がとても小さい人の場合の反応は、どうなるのでしょうか?
少し見ていきましょう
「なぜ私の子供は、他の子と比べてこんなに成績が悪いのかしら、何とかならないの?」
→学校の成績だけでは、その子の良さは判断できない、成績が良くても悪くても別に気にならない
「昨日、確かに友達にLINEして既読になっているのに、全然返事か返って来ない・・なぜ?」
→返事が返って来なくても別に構わない、そんな人も世の中にいるのが当然だ
「私ばかり家事や子育てで、こんなに忙しいのに旦那は何も手伝ってくれないなんて、ひどい男!」
→旦那は家族のために仕事を一生懸命頑張ってくれているのだから、私が家の事をやるのは当然でしょう?
「同僚は奥さんに、いつも愛妻弁当を作ってもらっているのに、俺の嫁なんて弁当も作ってくれないから毎日コンビニ弁当だよ・・まったく、なんて嫁なんだ!」
→愛妻弁当を作る事だけが良い妻の条件だとは思わないし、妻には他に良い所もたくさんあるのだから弁当くらい別に、どうだっていいじゃないか(笑)
ここで私が注目してもらいたいのは、相手に対しての期待値が低い人は、仮に同じような出来事を経験させられたとしても
特に何もストレスを感じていないか、感じていたとしても、それはごくわずかだということなんです
それでは他人に対して持つ期待の大きさを小さくする事によって
他人から受けるストレスを軽減できることは理解していただけたと思いますが
では実際に、どうやって他人に対する期待の大きさを小さくしていく事ができるのか?
次に、その具体的な方法を、お教えます
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他人に対して期待を持った瞬間に、気が付けるようになること
人は一日の中で無意識ですが、他人に対して数多くの期待を持ちながら生活をしています
そして多く方が普段から、そのような他人に対して持っている「期待」という存在そのものを、深く意識しようとはしていません
ですから、まずは自分が他人に対して「少しでも期待を持った瞬間」に気が付けるように訓練すること
これが「他人に期待しない生き方」をマスターするための、最初のスタート地点になります
次に期待を手放す事によって生まれてくる、メリットの部分を探し出す
そして、自分が他人に対して期待を持った瞬間に気が付けたならば、その期待に執着していくよりも
その期待を逆に手放す事によって得る事が出来るメリットの部分を、しっかりと認識して捉える事が大切なのです
はじめは難しく思えるかもしれませんが、「他人に対する期待」を一つ捨て去るごとに
その対極として生まれてくるメリットの部分が、探せば必ず一つは見つかるものなのです
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すると、ほとんどの場合が他人に対して持っていた多くの期待を、意固地になってまで持ち続けていくよりも
逆にそれらを手放すことによって生まれてくるメリットの方が実は、はるかに大きかった事に気付かされる事でしょう
そもそも「期待」という人間が持つ厄介で一方的な感情は、期待する側の人間が勝手に作り上げた
自分の中だけに存在しているルールや思い込みである場合が、ほとんどなのです
「期待」の荷物は一つでも多く捨て去る方がいい
そして相手に対する期待を多く持つという事を、仮に山登りをしている人物に例えてみるとするならば
重い荷物を不必要に抱えながらも、それでも山頂まで意地でもたどり着こうとしている、おかしな登山家の姿のようなものになります
そして、そんなに重い荷物を持ちきれないほど、いくつも抱えながら山頂を目指して歩いて行くよりも
その不必要に抱えている「荷物」=「期待」を一つでも多く捨て去って山頂を目指して行く方が
目的地へと楽に、そして早くたどり着けることは誰が考えてみたとしても、すぐに分かる事ですよね
人生は「他人に期待しない生き方」を身に着けた方が、はるかに楽に生きられる
「他人に期待しない生き方」と、はじめに聞くと、なんだか人生を半ば諦めた人が
考えるような言葉だと思われるかもしれませんが
他人に期待しないで生きていく事が、自然と出来ているということは
実は人生を前向きに捉えて生きている人間の、素晴らしい生き方となるのです
私も、この「他人に期待しない生き方」をマスター出来たおかげで、人生の中で他人からは、どうしても避けられずに受けてしまっていた
数多くの様々なストレスなどから、ほとんど解放される事が可能となりました
もしも日頃、他人から多くのストレスを受けてしまっている方がいるとするならば
ぜひ、私が実践して効果のあった、この方法を試していただくことを強くオススメします
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