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学校や職場などで他の人と全く同じ行動をとっているにもかかわらず、文句や注意いをされて必要以上にいじめられる人と
同じことをやっていても怒られることがない、いじめられにくいタイプの人がいます
ただこれって、ものすごく不公平な事だなって思いませんか?
これがいじめられにくい人の方が社会的立場が上だった事で、いじめられにくいということであれば話は分かりますが
同じような立場なのに一方の人は激しく怒鳴られ、もう一方の人は普通に怒られもしないなんて・・
しかし、このような納得のいかない不公平ないじめは世の中に、いくらでもあることなのです
元上司からの執拗なイジメから学んだこと
これは昔、私がビル管理の仕事についていた時の話です
その時の同じ部署の中に、ある一人の上司がいたのですが、その方はいつも高圧的な態度をしており
特に私は、その上司からいつも怒鳴られてばかりいました
当然私の他にも同じような立場の同僚はいたのですが、なぜかいつも注意されたり怒鳴られたりするのは私の方ばかり
例えば他の同僚が何かミスをやらかしたとしても
「おいおい、次からはちゃんとやっとけよ(笑)」
くらいの軽い注意程度で済むのに、それが私がもし同じようなミスをしたとなると・・
「おい!、オマエは自分が何をしたのか分かってんのか、いい加減にしろよこの野郎!」
実際に、このような激しい口調で上司の机の前に立たされて
他の同僚が見ている目の前で延々と説教をされたことが、どれだけの回数あった事か・・
しかし私も仕事上のミスであれば自分の勉強不足などもありますので、注意されることは十分に理解はできますが
そのうちに仕事とは全く関係のないプライベートの出来事や、「これは明らかに自分のミスじゃないよな?」と
首をかしげるような事でも激しく怒鳴られるようになったことで、さすがの私も
「いや・・ この怒られ方は、あまりにもおかしいし理不尽すぎる!?、これは指導なんてものではなくて完全なるイジメだ!」
と、そのように自分の考え方が少しづつ変化していったんです
いじめられにくい人になる事が出来た、ただ一つの方法
先ほど上司からのイジメの話しをしましたが結論から言いますと、この上司からのイジメは最終的には、ほぼ無くなってしまうことになります
そして、その後は私も他の同僚と同じように「いじめられにくい人」になることができたのですが
なぜそのような事が可能になったのか、それまでの経緯を詳しくお話ししたいと思います
まず私が上司からのイジメを自分の中でしっかりと認識できた時、いくつかの解決策を自分なりに考え出しました
① まずは仕事が今よりも完璧にできるようになる事で、いじめられなくなる方法
これは誰もが一番先に、まず考えてやろうとする方法だと思います
仕事ができる人間になる事で相手に文句を言わせない、言わせる隙を与えないといったやり方になりますが
そもそもこの方法が通用するのは仕事のことだけを真剣に考えている、まともな人間に対しては効果のあるやり方ですが
もともと人をいじめる事でしか快感を得ることしかできない、まともではない人間を相手では、この方法では効果がないばかりか
たとえ頑張って仕事が出来るようになったとしても、ほとんどイジメがなくならない事によって、いじめられている側の人は、ますます自分に対して自信を失ってしまい
さらに相手からのイジメが余計に加速していってしまうといった、悪循環のパターンにハマってしまう可能性があります
この方法は、まともな人格の人物に対してのみ、私はやってみる価値があると考えます
② いじめられて文句を言われたら、こちらも負けずに文句を言い返してやる
「やられたらやり返す」
この方法も一見するとイジメを仕掛けてくる相手に対して、かなり効果的な方法のようにも思えますが、このようなやり方では例えばイジメを仕掛けてくる相手が
自分とあまり変わらないような立場である場合ならば、その場で問題は解決してイジメがなくなることは十分にあり得るでしょうが
その激しく言い返した相手が、もしも自分よりも社会的立場が上だった場合では、それこそ逆に手痛いしっぺ返しを食らってしまう可能性があることは、はじめから十分に理解し覚悟しておかなければなりません
やはりこれも私個人としては、あまりオススメできない方法になります
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③ 何を言われても気にしない、嘘でもいいので常に堂々とした態度をとり続ける
私がオススメする理不尽なイジメに対して間違いなく一番効果のあった確実な方法は、このやり方でした
実は私が他の同僚と同じようなミスをやらかしても必要以上に怒られて、なおかつ自分がとる行動の一つ一つに対しても
細々と、いちいち嫌味などを言われるイジメを何度も繰り返されていた最大の原因は
いつもビクビクしていて、普段から堂々とした態度をとることができていなかったから
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これこそが、私が上司に必要以上にイジメられていた最大の原因だったんです
これは一体どういう事なのか?詳しく話を続けます
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私が、その上司に日頃からよく言われていた事、それは別に仕事も何もしていない、ただ上司の目の前を歩いているだけでも
「オイ!、なにオドオドしてんだよ!」
だとか
「お前は目をキョロキョロさせて、何を怖がってんだ、コラッ!」
みたいな感じで何もしていなくても、よくこんなことを言われたりしていたんです
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今思い返してみても腹が立って、しょうがない気持ちになりますが恥ずかしながら、その頃の私は
「あ・・ はっ・・ す・・すいません・・」
くらいの情けない返事しか、その上司に対しては怖くて言葉を返す事ができなかったんです
しかしそんな弱っちい男でも、ここまでコケにされて、追い詰められ、イジメられてしまうと、そのいじめられた期間が長かった反動から
弱さとは逆の強い感情が沸々と湧き上がってきてしまい、とうとう自分の心の中でキレてしまい
「あ~、もうてめぇ(※上司)の事なんかどうでもいいわ・・ ほんとマジでうぜぇし、あの野郎は!」
こんな風に、とうとう頭の中のスイッチが完全に、ぶちギレモードに切り替わってしまったんですよ(笑)
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しかし私が、また、その上司にいつものようにイジメられた時、先ほどのような暴言を面と向かって言い放った訳ではありません
ですが、怒られている時の上司に対する私の「心の中の態度」は今までとは明らかに違っていました
これが以前の私であれば、なにかイジメられるたびにオドオドして、顔はうつ向き背中は小さく縮こまり
そして心の中では「本当にすいません、どうお詫びをしたらよいのか・・、まことに申し訳ございません・・」
というような情けない心の中の状態でしたが、それがブチ切れモードの後では怒鳴られていようがいまいが
上司の前に立つ時には、わざとらしいほど前をしっかりと見て背筋をピンと伸ばし、嘘でもいいので堂々としている人物ように振舞い
そして怒られようが他に何か嫌みを言われようが話を聞いている素振りだけで、実際は右から左へと、そのくだらないイジメの言葉を聞き流しつつ心の中では・・
「あ~ハイハイハイ、あなたの言う通りでございますね、これで話は終わりですか?、ハイハイ~ では、さようなら~」くらいの、ほとんど適当に言葉を聞き流しながら、毎日そのように上司には接するようにしていました
すると不思議な事が起こりはじめたんです?、あれほど執拗に私に対してイジメを繰り返してきた上司が、なぜかあまりイジメを仕掛けて来なくなったんです
そして、たまに怒られたとしても上司の方から・・
「もう、お前には何を言っても無駄だからな・・注意するこっちの方がバカらしくなってきたよ・・」と
もうほとんど諦めた、私に対して降参するような言葉を発言するようになってきたんです
そして、もうその頃になってくると、私も上司の事を怖いだとかイジメられているといったような感覚すらなくなってしまっていて、それと共にイジメられる回数もどんどん減っていきました
「イジメ」と「劣等感」との波長レベルでの深い関係
なぜイジメられている時に、わざと堂々とした態度をとる事によってイジメられる回数が減ってくるのか?
それはイジメる側の人間とイジメられる側の人間との間に「劣等感」といった波長レベルでの深い繋がりがあることが関係しています
イジメられる側の人間の心の中には、間違いなく「劣等感」が存在しており
そしてイジメる側の人間の中にも、実は間違いなく「劣等感」というものが存在しているんですね
そして攻撃的な性格の人物が、心の中に劣等感を持った場合には、イジメる側の人間になり
そして温厚な優しい性格の人物が、心の中に劣等感を持った場合には、イジメられる側の人間となってしまうのです
つまり、基本的な性格は全く正反対の二人なのですが、心の中の波長レベルで見比べてみると結局は「同じような劣等感を心の中に持った似た者同士」になってしまうんです
だからイジメられている側が嘘でもいいから、堂々とした態度をとり続けていると
「私は他人よりも劣っている」
といった心の中の劣等感が、少しずつ薄れていくことによって
イジメる側の劣等感との波長が噛み合いにくくなり
結果、そのような波長レベルでの変化などによってイジメる、イジメられるといった関係が
最終的には終わってしまう方向へと進んで行くのです
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