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私は他人から
「あなたは、人の言う事を聞かない人だ」
と、よく言われる
私は、もう四十代後半のオジサンになるが
別に若い頃から今のように、他人の言う事に耳を傾けなかった訳ではない
人の言う事を素直に聞く、それって良い事?
私は小さい頃から、他人の言う事を本当によく聞く方でした
そして他人の言う事を、よく聞く事が幸せになれる方法なんだと
何の疑問も持たずに、それを信じて実行していたんですね
その理由は子供の頃、素直で聞き分けが良くしていると親や学校の先生から
褒められたり、それは大事な事なんだと教えられたりするものですから
いい大人になっても、そんな大して意味もない教えを
バカみたいに守りながら、社会人になっていったんですよ
どうして自分ばかりがヒドイ目に遭うのか
しかし、その考え方で、ずっと生きていくうちに自分ばかりがヒドイ目に遭う出来事が
どんどん増えている事に、そのうち嫌でも気が付くようになってきました
その中でも一番ヒドイ目に遭う事が多かったのが、職場などで起きてくる様々なトラブル
会社だと先輩や、勤続年数の長い年配の方などが
よかれと思い、余計なアドバイスをしてくる事が多いものですが
そのような意見に素直に従ったりしている時に限って、後で
大変な思いをしなくてはならなかった事が、私の場合では圧倒的に多かったんです
では、なぜ職場の同僚の意見に素直に従ってしまうと、大変な目に遭ってしまう事が多かったのか?
次は、その理由について詳しく書いてみたいと思います
素直な性格も問題アリ?→正直者はバカを見るし損もする、正直者はリスクにしかならない理由
意見は言うが、責任は取らない人達
職場の同僚で、アドバイスなどを簡単に言ってくる人がいます
しかし本当に必要で、意味のある的確なアドバイスというものは、よほど信用のある人物であり
なおかつ真剣に、その人の立場の事を考えた上でアドバイスをしてくれる人でなければ
ハッキリ言って聞く意味すらない、逆にトラブルの種になるような余計な助言である場合が、ほとんどなのです
それは相手は、自分とは違って
「自分に責任が回って来ないと分かっている場合だけ
無責任に思いついた事を、ただ言っているだけ」
にすぎないからなんです
自分に任された仕事でなければ、よほどの事がないかぎりアドバイスをした本人にまでは
責任が回ってくるような事はまれですので他人は、そのような無責任な事を簡単に言えるのでしょう
相手からしてみれば、言い方は悪いですが「口は挟むけど、責任は一切取らないよ」
といった、基本そのようなスタンスなんです
あなたの職場の中にも、このようなタイプの人達が数人くらいは、頭の中に浮かんではこないでしょうか
では参考までに実際に今、私が働いている職場にいる3人の同僚を紹介して
他人はいつも、どれくらい、いい加減なアドバイスをしてくるものなのか
少し話してみたいと思いますね
タイプ1、紳士的な態度で一見問題なさそうに見えるが、腹の中は超ドス黒い真面目そうに見えるA君
私が今の会社に就いた時、一番最初に仕事を教えてくれたのが、この年下のA君でした
本当に真面目そうな好青年で言葉遣いも丁寧で、慣れない仕事の事を色々と教わっていたのですが・・
しばらく仕事をしていくうちに、A君と一緒に仕事をしている時に限って、なぜだか?
仕事のちょっとしたトラブルに巻き込まれる事が多いなと、私は勘付き始めたんですね
それから注意して状況を観察してみると、先輩であるA君の仕事の意見に素直に従い
それを実行している時に限って、トラブルになっている事が分かったんです
そうなんです、一見、私の仕事の事を考えて的確なアドバイスをしてくれていたように見えていたA君ですが、実際は・・
ただ面倒で、自分がやりたくない仕事ばかりを選んで、先輩である立場をいい事に
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明らかに、それをやってしまうとトラブルになると事だと分かっていたとしても
まだ新人で仕事の事を、そこまで深く理解していなかった私を利用して
最初からトラブルになりやすい、面倒な仕事ばかりを押し付けていたんです
一見紳士で真面目そうに見えた、このA君は自分の面倒な仕事を人に押し付けて終わらせる事が出来るのであれば
他人が、どうなろうが知った事ではないといった、見た目とは全く違う、とんでもない人間だったのでした
しかし、その性格をハッキリと見抜いた私は、その後、先輩であってもA君の仕事のアドバイスに耳を傾ける事は一切なくなり
それからはトラブルに巻き込まれる事は、一度もありませんでしたね
タイプ2、自分は何でも知っていると勘違いしている、長年溜め込んだ無駄な知識を他人にアドバイスする事で、いい気分に浸りたいだけの困った年配者のBさん
このBさん・・
今の会社に、かなり長く務めている事で、たとえ自分が一度もやったことがない仕事であったとしても
自分が会社の中で仕事の事は、一番熟知しているんだと完璧に勘違いをされている、困った人なんです
私が仕事をしていると、よほどヒマなのか、すぐに近くに近寄って来て・・
自分が一度もやった事のない仕事に関して、全く見当違いなアドバイスを得意気に助言してくるので
当然私が、それに従わないでいると、いつまでもそれに従いなさいと、しつこくつきまとってくるので本当に困った人なんです
しかも、その見当違いなアドバイスを話している間、自分はこんなにも経験豊かな知識を持っているんだと
喋りながら気分か高揚してハイになっており、完全に目がどこかにイッちゃってますから
こちらも対応に困り果ててしまって、忙しいのに貴重な仕事の時間を、あの迷惑な助言タイムによって奪われてしまいますので
多少キツイ態度で失礼だとは分かっていても、私はその方のアドバイスに一切耳を傾けないといった態度を貫いています
だって、この方の場合は話していて自分の気持ちが良くなるのであれば、アドバイスの中身など、どうでもよいといった方なので・・
タイプC、私が今までの人生で出会った人物の中でも、一番最強でトップクラスの「自分ファースト人間」、もう誰にも止められない、お爺ちゃんC!
もう、この爺ちゃんの事を話そうとしても、正直、怒りを通り越して笑うしかないような感じです(笑)
今の会社に入社したての時に同じ部署の、ほぼ全ての人から口を揃えて同じ事を言われたのが
「Cの言う事だけは、絶対に聞くな!」でした
ただ私は、まだ知らない人の事を悪く言われたくらいで、そんな人間だとは決め付けたくなかったのですが
やはりCさんに関しては、皆が言った通りの・・いや、それどころか私が今まで出会った人物の中でも
最強クラスの「自分ファースト人間」だったんです
とにかく、このCという、お爺ちゃんのアドバイスは
「とにかく、俺の言う事は全て聞けー!」と、いったもの・・
と言いますか、ハッキリ言ってアドバイスではなくて、自分の仕事だけが一番先に終わって家に帰れればそれでよし!
そして、私の仕事は危険が多い現場が主な仕事場になるのですが、その爺ちゃんは自分のアドバイスによって相手が、どんな危険な目に遭いそうになったとしても知らんぷり!
そして仕事の順番が決まっている作業があったとしても、早く自分だけが家に帰りたい思いから
先に仕事をしている同僚の前に無理やり割り込んできて、とにかく自分の仕事だけを優先して終わらせる為に
「早く、俺の言う事を聞け、聞け!・・聞けーっ!!」の一点張り!
しかも70歳近い、いい年をしているのに、こっちが言う事を聞かないでいると
「うわぁーっ! 、もおーーっ!!(怒)」と怒って
子供のように、その場で激しくジタンダを踏むものですから(笑)
呆れるのを通り越して、もう笑うしかない、そんな爺ちゃんなんです・・
当然、この爺ちゃんの言う事に素直に従っていたら、とんでもない目に遭わされる事は誰でも分かる事ですので
私も新しく入った新人には
「Cの言う事だけは、絶対に聞くな!」
と、必ずアドバイスをするようにしています
あれ・・?、そういえば、人のアドバイスを聞くなと言っていた私が
他人にアドバイスをしていますね(笑)
人は、はじめから信用するに値しない生き物だと心得ること→人は信用してはいけない、本当に必要なのは「人を信用しない力」